海外から日本に猫を連れて帰る②/輸入書類・合計価格








こんにちは。

ましろです。

海外から日本に猫を連れて帰る①のつづきを書きたいと思います。

まだ①を読んでない方はこちらからご覧ください。

海外から日本に猫を連れて帰る①/準備・ワクチン

少しでも誰かの助けになれると光栄です。


180日の待機期間にする事

航空券の予約

猫ちゃんが日本に入国できる日がわかったら
それ以降で自分達の航空チケットを取りました。

私が予約を取った空港会社はANAです。
この頃は(2022年夏)コロナの影響もあり1週間に3日程度しか飛行機が飛んでいなかった為あまり時間帯などは選べませんでした。

猫ちゃんの予約はネットからだと取れないので、電話をかけて確認しないといけません。
ANAの電話はホントに繋がらないので根気よくかけ続けました。

その際
・搭乗者名
・ご搭乗者日
・ご予約便名
・予約番号または航空券番号
ペットについて
・猫は生後8週間以上か
・持ち込みになるクレート(檻)について
サイズ(縦×横×高さcm)
ペットを入れた状態での総重量(kg)

こちらを聞かれるのですべて準備ができてから電話をするとスムーズです。
猫ちゃんの飛行機料金は

猫渡航費代$1970

でした。
こちらのお金は香港の空港でお支払いになります。

日本の動物検疫所に連絡

猫のチケットが取れたら日本の空港の動物検疫所に連絡します。
今回は成田空港を利用する事になったので、メールにてご連絡しました。
すごく丁寧に説明してくださるので、心配な事があればいろいろ聞いたほうがいいと思いました。

初めに猫の狂犬病抗体検査証明書の確認をお願いしました。
写真を撮り日本で指定している施設で間違いがないか、問題がない見てもらいました。


輸入届出書の作成

輸入届出書を自分で作成しPDFで送り確認してもらいました。

こちらの輸入届出書は日本到着の40日前に提出しないといけないので早めに作成してチェックしてもらうことをお勧めします。
私は余裕をみて3か月前に提出しました。


1週間程度で届出の受理書がメールにて送られてきました。
日にちなどの変更があったときもメールにて対応して頂けるので安心です。


必要書類などの印刷物

日本到着時に必要な書類は
・届出受理書
・輸入検査申請書(貨物輸送の場合のみ、一緒に飛行機に乗る場合は必要ありません
・狂犬病抗体検査証明書原本
・すべての処理を確認できる証明書原本(輸出国政府機関発行のもの)Form AC

私は自分で作った
・輸入届出書
・届出受理書
・すべての処理を確認できる証明書Form AC
・香港政府の動物検疫所で使う申請書 香港政府動物検疫所の申請書
を印刷しました。

このForm ACは動物病院の先生のサインと香港政府機関でサインをもらわなければいけない大切な紙なので間違いがあった時の為に多めに印刷しておきました。


輸入前検査

日本に入国する10日以内に輸入前検査しなければいけないので、動物病院を予約します。

日本に帰る日の1か月ほど前に以前ワクチンをお願いしていたSPCA動物病院に電話をしたのですが、、、
なんと予約がいっぱいで出国日間に合わないという悲劇にあいました。
どうにかならないかお願いしましたが無理の一点張り。。。

近くの湾仔にある動物病院は初診の場合検診できないからと言われてしまいかなり焦りました。

いろいろ探してたどり着いた北角動物病院。
ネットからだと初診の予約が取れなかったので直接病院に行ってみることにしました。











受付でお願いしたらなんとか予約を取る事が出来ました!!!
出国の10日前に予約をお願いしました。
一応Form ACを持って行き当日こちらの用紙にサインを書いてほしいと伝えました。

健康チェック検査予約当日

北角動物病院は先生アシスタントの方もとても良い人で、
私の猫ちゃんにもものすごく優しく対応してくださいました。

以前言っていたSPCA動物病院の先生は結構冷たい対応をする先生だったので、こんな良い動物病院を初めから知っていれば~と正直思ってしまいました。

この時の費用は

健康診断$570

でした。

当日にForm ACのサインを受け取りました。

香港政府の動物検疫所へ












香港政府がやっている漁農自然護理署の中に動物検疫所(5F)があるのでそちらでForm ACのサインをもらいます。
こちらはシャムスイポーにあり少し不便な場所でした。

以前印刷した香港政府の動物検疫所で使う申請書とForm ACと今までのワクチン履歴や動物病院の記録カードを持って伺いました。
特に予約は必要ありません。











窓口で提出してまた明日取りに来てほしいと言われました。

この時の費用は

香港政府健康診断書$350

でした。




しかし、、、
電車で帰っていると先ほど言った動物検疫所から電話が。

提出した物の中に不備があるから戻ってきてと。


再度戻り確認したところ日本推奨Form ACのサイン欄に
病院の先生の手書きサインは書いてあるけど印鑑がないと言われてしまいました。

ちなみに動物病院が発行してくれた健康チェックの用紙もあり、
そちらには印鑑が押されていました。
全部の紙に印鑑がないと許可する事はできないと言われてしまいまた北角動物病院に行くことに・・・

海外って何が起きるかわからないなと思いましたよ。とほほ。。

印鑑を押してもらって再度香港政府の動物検疫所へ
無事OKをいただきました。

また次の日に受け取りに!
Form ACに香港政府からのサインいただきました。

このブログを読んでいる方はすべての用紙にサイン、印鑑がある事をよく確認してから行ってくださいね(´;ω;`)

最後に日本の動物検疫所に連絡

すべての書類が揃ったら日本の自分が利用する空港の動物検疫所に連絡します。

もし成田空港についてから何か言われても
メールのやり取りを見せれば証拠になると思うので連絡をしといたほうが安心です。

OKと返事が返ってくれば
あとはすべての書類を持って飛行機に乗り込むだけです!

猫を香港から日本に連れてくのにかかった費用の合計


エアトラベルキャリー $496
1回目病院 狂犬病ワクチン、マイクロチップ $535
2回目病院 狂犬病ワクチン、狂犬病免疫証明 $1915
3回目病院 健康診断 $570
猫飛行機代 $1970
香港政府健康診断書$350

合計$5836

私の場合日本についてから空港から自宅までペットタクシーを利用した為
+35500円かかりました。


まとめ

無事猫ちゃんと一緒に日本に帰ってくることができました!

香港の自宅から日本の実家まで帰るのにかかった時間は13時間。
猫ちゃんにはすっごく頑張ってもらいました(泣

ちなみに飛行機に乗せる際ペットキャリーにノズル式飲み水ならつける事ができるので、脱水症にならないか心配な方はこちらも準備したほうがいいとおもいます!

私は購入しましたが、猫ちゃんはそれどころじゃなかったみたいで一口も飲みませんでした(笑)
次回はどんな感じで日本に連れて帰ったのかブログにまとめたいと思います!



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