海外から日本に猫を連れて帰る①/準備・ワクチン
こんにちは。
ましろです。
2022年夏終わりに香港から日本に本帰国をしました。
猫を連れて初めての帰国だった為準備にすごく時間がかかりました。
その時のお話をまとめたのでどうぞごらんください。
今後香港から日本に猫を連れて帰ろうと思っている方に情報を共有したいと思います。
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準備期間
香港から日本に猫を連れて帰りたいと思ったら、
最低でも7か月前から準備を始めなければいけません。
私は余裕をみて9か月ほど前から準備を始めました。
また生後91日以上経っていないと狂犬病のワクチンを打つことができないので、
しっかりとご自身の猫ちゃんの年齢を把握したうえで準備することをお勧めします。
国によっても輸入のやり方が違うので、今回は香港から(指定地域外)の方法をまとめました。
海外から日本に猫を入国する為の流れ
こちらは農林水産省動物検疫所が出しているホームページの画像です。
こちらの手順にそって準備をしました。
ただ日本の検疫所とのやり取りは日本語で分かりやすかったのですが、外国の病院や香港の動物検疫所が英語でのやり取りなので難しかったです。
一番簡単で安心な方法は日通さんに頼んでペット輸入サービスをすべて手配してもらえばいいのですが、費用が高そうだったので今回は自分達で行うことに致しました。
動物病院の予約
私が住んでいた場所は香港島の銅鑼湾だったので、一番近いSPCAという動物病院でお願いしました。
以前にも去勢手術などでお世話になった事があった為、電話にて予約を取りました。
ただこちらの病院はすごく人気ですぐに予約が埋まってしまう為早めに予約をしたほうがよさそうです。
マイクロチップと狂犬病ワクチン(1回目)
当日猫ちゃんをつれて動物病院へ
まず先生にマイクロチップは何の種類にするか聞かれました。
日本に連れて帰る事を伝えましたが、先生は全然調べる気はないので自分で調べて行ったほうがいいです。
種類はISO(11784及び11785)のマイクロチップをお願いしてください。
狂犬病のワクチンも同じ日にしてもらえるのでお願いしました。
有効なワクチンの種類は不活化ワクチンまたは組み換えワクチンです。
私の猫ちゃんはRabisin Merialという不活化ワクチンを打ってもらいました。
この時の費用は
コンサル代$240
狂犬病ワクチン$85
マイクロチップ$210
合計$535
かかりました。
一回目の狂犬病ワクチンから30日以上たたないと2回目のワクチンが打てない為期間をあけます。この時に次の予約も取って帰りました。
エアトラベルキャリーの購入・値段
エアトラベルキャリーは持っていなかったので香港内で帰るお店を探しました。
旺角(モンコック)にペットストリートがあるので、そちらのペットショップを見に行きましたが日本の規定内(IATAの基準)のものなのか詳細が出ていなかったので購入を断念。
銅鑼湾のペットショップには1つ売っていましたがすごく高かったです。
イオンやドン・キホーテ、SOGOなど日系のお店もチェックしました。
イオンに日本のブランドのハードキャリーが売っていましたがこちらは小さいサイズしか置いていませんでした。。。
いろいろ見て回ったうえでネットにてとても良心的な値段のキャリーを発見しました!
Three Little Meowというローカルショップです。
アイリスオーヤマのトラベルキャリーです。
LIVE ANIMALSシールもついてきます。
ネットでも購入は可能ですが、現物を見たかった為店舗に足を運びました。
銅鑼湾店は店が小さい為キャリーは置いていませんでした。
観塘店に売っていました!
こちらのお店は倉庫みたいなビルの中にあるので少しわかりにくかったです。
でも値段は$496と良心的でした!
ちなみに私の猫ちゃんの体重は4.4キロだったので、少しゆとりがあるSサイズを購入しました。
IATAの基準とは?
日本に帰る際の猫を入れるエアトラベルキャリーはIATA(国際航空運送協会)規定をクリアしている必要があります。
ペットが立つ、座る、寝る、回転できる大きさである事。
キャリーは少なくても3サイドに喚起口がなくてはなりません。
また逃亡や接触を防ぐために鍵がついている事。
ANA・JALに問い合わせてみた
ペットを入れるクレート(檻)は国際線の場合ご自身で準備お願い致します。
※国内線の場合貸出可能です。(サイズによって要予約)
クレートに関してはAITA規定に則した「LIVE ANIMALS」のラベルが添付されたクレートであればお預かりが可能です。
とのことでした。
ペットの予約は電話でしか受け付けていないので、自分のチケットの予約が完了したらすぐにペットの予約を取りました。
狂犬病ワクチン(2回目)と狂犬病免疫検査
2回目の狂犬病のワクチンをしてもらいました。
それと一緒に狂犬病の免疫検査をしてもらいます。
この狂犬病免疫検査ですが、日本の農林水産大臣が指定する検査施設に血液(血清)を送り、狂犬病に対する抗体価を測定してもらわなければいけません。
香港内だと日本の農林水産大臣が指定する検査施設がない為イギリスの検査施設に輸送してもらう必要があります。
SPCA動物病院では対応してくれました。
今回の費用は
狂犬病免疫証明書$1600
狂犬病ワクチン$165
コンサル代$150
合計$1915
かかりました。
狂犬病免許証明書が結構値段は結構高かったのですが、愛猫のためと思ったらしかたありません!
首の下を刈られて帰宅。
採血頑張ったね。この時の夕飯は贅沢にしてあげました!
ここから180日以上待機期間となります。
狂犬病免疫検査証明書の受け取り
大体2週間程度で動物病院から連絡があり、再度証明書を取りに行きました。
この時に必ず間違いがないか確認しましょう。
狂犬病に対する抗体価が0.5IU/ml以上でなければないけないので数字もよく確認してください!
うちの猫ちゃんの場合2.13IU/mlでした。
日本の動物検疫所に連絡
私の場合成田空港か羽田空港のどちらかにお世話になると思ったので
両方の検疫所にメールでお問い合わせをしました。
狂犬病抗体検査証明書を受け取ったらすぐに連絡したほうが安心です。
証明書の画像を添付し確認してもらいます。
すると20○○年〇月〇日以降に即日ご帰国が可能です。
と、ご連絡が帰ってきました。
ここからは140日程度することがなかったので待つことにしました。
長くなったので次回につづきます。
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